というわけで行ってきましたよ、D-DAYの復活ライブ。
いや、D-DAY復活とはちょっと違うか。でもとにかく美子さんがステージに立ってD-DAYの曲をやるってんだからそう呼んでも差し支えないでしょう。もうね、21世紀になってこの歳になって、まさか死ぬまでにもう一回生でD-DAYのライブが観れるなんて思ってもみなかったのでホント嬉しいったらないです。
ライブハウスには開場時間に到着。と、いきなりすごい行列。
入りきれるのか? それよりこんなに人気あったのか??
当時、新宿ロフトでさえ椅子が並んでいた記憶もあるのだが...(笑)
でも考えてみれば今日の出演は「捏造と贋作」「ジャック達」そして「川喜多美子(D-DAY)」と超豪華。それぞれお目当てで来ている人も多いでしょう。私だってタイツ復刻発売の一色さん楽しみだもん! え、ほとんどが美子さんまっしぐらだって!?
最初の出演は「捏造と贋作」。演奏が進むにつれ一枚また一枚と脱いで行き、いつの間にか上半身裸になって絶叫を続ける慎吾さんと、スーツ姿でまったくもってクールな表情の上野耕路氏の対比が妙に可笑しい。しかし演奏はカラフルかつ壮絶。すげえ、本当にすげえ。久保田慎吾は元々圧倒的な存在感があったけど、それは未だにまったく衰えていなかった。視線がつい挑発的な妖艶ダンサーに行ってしまったのは内緒なのだ...(笑)
で、いよいよ美子さんのバンドへ。
バックにD-DAYのオリジナルメンバーは一人も居なかったけれど、でも光永巌さん、ライオンメリィさん、ハッカイさん、ハッチャキさん... 当時のあの雰囲気を知り尽くしている方々ばかり。そして満を持して美子さん登場...
え...
当時と全然変わってないじゃないか。
そして最初の曲は「ヨットハーバー」。そう、「ヨットハーバー」だよあんた!
(あああ、一体誰に言ってるんだ!)
演奏もカンペキ。本家D-DAYより安定しているなんて言ったら怒られそうだけど、曲のスピード、音の厚み、そしてそこに乗る美子さんの危なっかしい歌声、もうあのころのライブが見事に再現されているじゃありませんか。そりゃぁね、私はこの曲の恭子さんのギターソロがなによりも好きだったけど、でもそこまで望んじゃいけませんよね。なにしろもう一生観る事は出来ないだろうと思っていたステージに立ち会えているんですから。
曲が進んで行くうち、ステージの様子が当時の情景と重なって来て自分が一体いつの時代のどこにいるのかだんだんわからなくなってきた。後ろでマルさんがドラム叩いて、横でマリオさんがベース弾いてて... 弱った、本当にあの頃の客席に居る感覚、今の自分の体に当時の空気が充満して来ているような気分だ。だって美子さん全然変わってないんだもの...。たどたどしいMCだってそのまんま。そうか、これは当時から素のままだったのか!
「ノスタルジア」「私の昼と夜」、そして曲が「Memory」に来たあたりで、さすがにちょっとたまらなくなって来た。オレここでもう泣いちゃおうかな。つーか、きっと泣いてた人いるよね。
私は結構後ろのほうで観ていたのだけれど、前のほうはもうそういう気分が炸裂しちゃってる人たちでいっぱい。でも曲が終わるたびに野太い声で「ヨシコちゃーん」ってのは... なんだか声優アイドルのイベントみたいだよ...(っていうか"声優さん"というのはあながち間違いじゃないのか)当時はさすがにそういう歓声はなかったと思うけど、でもまぁ気持ちはよくわかる。もういいよね、今日はさ!
そしてそして、最後の「ピーチェス」では思いもよらない大プレゼントが。なんとステージにD-DAYのオリジナルメンバーの面々がっ! マルさん、恭子さん、うわぁぁ...お二人とも美子さん同様ぜんぜん変わってないじゃないですか。そしてマリオさん... おおお、当時は吉川晃司みたいだったけどなんだかワイルドになってる(笑)。大桃さんがいらっしゃらなかったけれど、ななきさとえさんまでお見えになって、このメンバーでの大合唱はもう涙無くしては観られない素敵な光景でした。
想う事はいっぱいあるけど、どうも文字にして表す事ができないや。
そもそも、なんであの当時D-DAYというバンドを好きになってしまったたのか、これも未だにうまく言い表すことが出来ないでいるからなぁ。技術的にも視覚的にもそりゃ他にいっぱい上回るバンドはあるんだと思うけど(というか演奏テクニックを引き合いに出されたら相当厳しいと思う)、でもそういうんじゃないんだよね。美子さんの乙女チックな佇まいが良かったのかというと、別にそういうわけでもない。でも繰り返し繰り返し聞きたくなるそういう音楽だった。そしてそれを昨夜は20年近くぶりにまた聞かせてもらえた。もう、このバンドのメンバーの皆さんと、そしてライブを実現にこぎ着けた関係者の皆さんに感謝するばかりです。
D-DAY...川喜多美子バンドの後、トリで出演したのはもう個人的にはすっかりお馴染みの「ジャック達」。でも今夜は「タイツ再発記念ライブ」ってこともあっていつもとは違うステージ...にはならずにいつもの調子で「ジャック達」。ああでも実は私、最近通勤の時はもう「My Beautiful Girl」ばっかり聞いてるんですよね。たぶんこれ勧めてもハマってくれる人ってそう多くはないと思うけど、一度ハマったら抜け出せないです。名盤ですよホント。
一色さんのMCによると、これから7月までライブはお休みになって2ndアルバムのレコーディングに突入するらしいけど、ああもう楽しみだなぁ。昨夜はやってくれなかったけど「おんぼろっちー」って歌詞のやつ入るといいなぁ。
と、アンコールでまたもや凄いことがっ。
ステージに呼び寄せられたのは美子さんと光永巌さん。そして最後にはこの二人に加え松尾清憲さん、鈴木さえ子さんが加わってタイツの名曲「ハロウィン」を大熱演! くはぁぁ、本当かよ!! もうどうにでもしてくれえ!!
ライブハウスを出てからもこの余韻をどうしても味わっていたくて、あの頃のライブシーンに浸っていた友人たちとそのまま一杯。...って一杯で済むわけなくて、また終電逃しちゃったよ!
でもそんなことどうでも良くなるぐらい楽しい夜だったなぁ。
たまにこんなことがあるから「もうちょっと生きてみよう」って思えるんだよね、きっと。

あああ、つい買ってしまった。"D-DAY"Tシャツ...
"1982-1990"って入ってるのがいいね。昨夜はもうすっかりミーハー気分だよ(笑)。
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